公立高校への英語問題集

公立高校入試へ向けて、あなたの英語力を確実なものとしますよ

*

助動詞

       

   

中学で学習する助動詞は、can・may・mustだけでなく、will・shall・would・shouldなどがあります。また、それらの書き換え表現もありますので、しっかりと覚えてしまってください。

【助動詞のポイント】
『助動詞+動詞の原形』は例外なしの絶対ルール
※助動詞は「動詞の内容を豊かに表現する」働きをしますので、正確に覚えましょう。
『おもな助動詞の一覧表』PDF<12>

15 次の英文を和訳しなさい。
(1) I will visit my uncle tomorrow.
(2) You can speak English.
(3) May I use this pencil?
(4) Tom must go to bed at ten.

《解説》
『品詞』を考えて『文型』を意識して「和訳」します。
 頭から『訳し下す』ことから始めていきましょう。

(1) I / will visit / my uncle / tomorrow.
  S    V             O              M
 私は 訪れる 私の叔父を 明日
 主語が「1人称の I」なので、「主語の意思」であれば「~するつもり」と訳します。
 単純未来で「(予定通り)~するでしょう」でもいいですね。
 *私は明日、叔父を訪問するつもりです。

(2) You / can speak / English.
  S        (V)  V         O
 あなたは 話せる  英語を
 *あなたは英語を話すことができます。

(3) May / I / use / this pencil?
  (V)     S    V      O
いいですか 私が 使う この鉛筆を
 『May I ~?』「相手の許可を求める」表現ですね。
 *この鉛筆を使ってもいいですか。

(4) Tom / must go / to bed / at ten.
  S      (V)     V     M          M
 トムは 寝なければならない 10時に

 「go, come, walk, run」など、主語が「移動」することを表す動詞を『往来発着動詞』と言いますが、『往来発着動詞+前置詞+無冠詞普通名詞』無冠詞普通名詞は、『その名詞の本来の目的』を表します。つまり、「go to bed」は「ベッドに行く」のではなく、ベッドの本来の目的である「寝るために(ベッドへ)行く」と考えて「寝る」という動作を表しているのです。「go to school」も同様に、「学校へ行く」のではなく「勉強するために(学校へ)行く」つまり「通学する」と考えます。

 *トムは10時に寝なければなりません。

16 次の英作文をしなさい。
(1) 質問をしてもいいですか。
(2) 駅へ行く道を教えていただけませんか。
(3) 私は家へ帰らねばなりません。
(4) アリスは上手にピアノを弾くことができます。

《解説》
 英作文の問題では、「日本語の内容」に対応する「英語のカタマリ」を意識して、『訳し下し文」を作るのでしたね。

(1) 質問を / してもいいですか。
※ 「~してもいいですか?」と『相手の許可を求める』のは『May I ~?』ですね。
  →してもいいですか / 質問を
  *May I ask a question? or May I ask questions?

「~する」という表現で「する」にあたる動詞は『名詞とのコンビ』で決まります。
 「質問をする:ask a question
 「スポーツをする:play + 無冠詞スポーツ名
 「宿題をする:do a homework
 「楽器を弾く:play +the 楽器名

(2) 駅へ行く→道を / 教えていただけませんか。
※「駅へ行く→道」の「駅へ行く」は「駅に到達する」と考えて「to the station」で表します。
 『修飾語のルール:1語は直前に、2語以上は直後に置く』というのが原則です。
  ですから「道←駅へ行く」となって「the way to the station」と表します。
※「~してくれませんか?」と『相手の意向をうかがう』のは「Will(Would) you ~?]です。
 →教えていただけませんか / 道を←駅へ行く
  *Will you show(tell) me the way to the station?

(3) 私は / 家へ / 帰らねばなりません。
※「帰る」は「go back」を使います。
※「家へ」は「場所を表す副詞」で、「home」か「to my house」かです。
 「to home」という表現はありません(homeは副詞なので前置詞はつかない)。
 →私は / 帰らねばなりません / 家へ
  *I must go back home. or I must go back to my house.

(4) アリスは / 上手に / ピアノを / 弾くことができます。
 →アリスは / 弾くことができます / ピアノを / 上手に
 「ピアノを弾く」は「play the piano」ですね。
  *Alice can play the piano well.

 - 助動詞

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